新築マンションへの入居前の内覧会では、日頃見かけることのない、
変わった不具合に遭遇するものですが
今日もまた、ちょっと変わった不具合に遭遇。
見つかった不具合はというと
ご契約時の間取り図と実際にできあがったお部屋との相違です。
もともとマンションは【青田買い】といって、建物が完成する前に
パンフレットの平面図や立面図を契約図面として契約するため、
できあがったお部屋は契約時の設計図通りに施工されていなければなりません。
ところが、今日お邪魔したマンションのご契約時の設計図を見ると
本来4ヶ所に設置されるはずのダウンライトが
なぜか、3ヶ所にしか設置されていませんでした。
もちろん設計図通りにダウンライトを、ひとつ追加していただくことになりました。
ほかにも、扉の開き勝手が逆さまに取り付けられていたり、設置されているはずのコンセントが取り付けられていないことなどもあります。
ですから、内覧会ではご契約時の間取り図(パンフレットの平面図)などを持参して、できあがったお部屋が設計図通りに施工されているかどうかを確認することが大切です。
三上隆太郎(みかみ りゅうたろう)
住宅営業として新築住宅販売に携わった後、家業の建設会社にて施工経験を積み、 (株)さくら事務所参画。
熱意あるアドバイスが好評をよぶコンサルタント。不動産・建物調査のマルチプレーヤー。
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